125 静まっていくもの、響くもの
124 夏至を祝う者たち
123 摩天楼 skyscraper(空をひっかくもの)
122 ハナミズキとヤマボウシ
121 花と葉
120 春の発見
119 ヴィンターさんワークショップ
118 教室作品展
117 ラウターヴァッサーさんでの研修
116 ニーダーさんでの研修
115 ドイツ行2009
114 時が止まるとき
113 すがすがしい青
112 枯れ
111 枯れと光
110 波間
109 自然の息吹
108 秋の祭り
107 ヨハネス・キュールさんの講座
106 虹色の雲の故郷
105 虹の輪っか
104 虹を探しに:お日さまの周りの虹たち
103 虹を探しに.光の網
102 虹を探しに
101 虹の真珠たち
100 滝と虹
99 虹の色
98 一休み
97 君の虹 ボクの虹
96 虹の大きさ
95 虹を探しに
94 旅行のまとめ
93 記憶が輝き始めるとき
92 やっとやってきたノーザンライト
91 しばしの日向ぼっこ
90 羊飼い3
89 羊飼い2
88 羊飼い1
87 たどり着いたらそこは残り火
86 家作りのこと
85 水の誘い
84 夕焼けの競演
83 ウサギたちの驚き 後編
82 ウサギたちの驚き
81 風呂敷の空
80 彩雲と暮らす日々
79 お日様の働き
78 蓮の精たち
77 トロイの木馬を求めて
76 昼間に満月を探すこと
75 再び光の館へ
74 水の心
73 私の仕事場
72 ライアの講座
71 やっぱり 桜との戯れ
70 疲れたよ〜
69 白い妖精たちとの日向ぼっこ
68 ドイツ旅行<メルヘンの教訓>
67 何とか間に合った!(?)
66 一休み
65 結局また来てしまった…パート2
64 結局また来てしまった…
63 影と地平線
62 流れ
61 逃がした魚は大きい
60 秋の道草
59 お月様いくつ?十三七つ
58 フラッシュバック
57 自己研修
56 それは決まってカメラを置いてきた時
55 光の夢
54 夏の夕暮れの夢
53 夏の祭り
52 日々の楽しみ
51 青い風と白い蝶
50 相変わらず若葉酔い
49 若葉の迷い
48 水の命
47 再び影との語らい
46 トリオ
45 ドイツ語
44 ニュールンベルク玩具メッセ
43 影を追いかける
42 日向ぼっこ
41 ハレ
40 浄化の火
39 迎え火
38 ただ何となく
37 秋の展覧会
36 つれづれってる(?)今日この頃
35 物作り
34 空は開けた
33 ゴジラたちのふるさと
32 影送り
31 ある夏休みの日々
30 子供たちの絵
29 教室の子供たちとのこと
28 梅雨は青い帽子をまとって
27 海の散歩でのつぶやき
26 撮影したいもの
25 新芽
24 春の目覚め
23 トイ・メッセ
22 ペロルのルーツ
21 ドイツ旅行・2
20 ドイツ旅行・1
19 そうそれはある一日
18 冬に悩むこと
17 冬の日ざしの下で
16 煙の色は七変化
15 虹の中心を探しに行こう
14 おまつり
13 思い違いと秋の影
12 秋の日の水日溜りにて
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
第3回
第2回
第1回
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125 静まっていくもの、響くもの
前回のつれづれで紹介した写真の一枚目の花の名前をお花の先生に教えていただきました。ランタナというそうです。
それで、うかつでした。
というのも前回<それぞれの花が五角形を保ちながら全体として五角形を構成しています。いろんな花を観察していると、このように一つ一つが五角形をしながら、全体として五角形の形をしたものが結構あります。ひょっとして五角形をしているかもしれない、と思ってみないと見ることは困難です。>と書いていました。このランタナは花弁が4枚なので、全体として五角形を構成するなどと思ってみなかったので、わからなかったのですが、よくよく見ると、全体で5角形をしていました…
開いている花の集まりの、<隣のつぼみの集まり>のいちばん外側のつぼみの数を数えてみると10個ありました… それぞれの花弁は4枚なのに、全体として5の数を構成している
どうしたというのでしょうか。すべては5に向かって進んでいくかのようです。
* * *
気になっている梅は気がつくともはや先端を霧の中に突っ込んではいませんでした。先までしっかりとした緑色に変わっていました。上への動きは止まり、すべてが静止しています。
そして、梅の枝はこれまで自分が向かっていた意識を回想しているかのようにも見えます。
祭りが終わったあとの次の日のようでもあります。それまでの喧噪のこだまや人々の思いや意識が空の日々にの中に巻き上がり広がりながら消えて行き、そのあとには、ゴミや竹ぐしが散らばり、撤収されなかった出店や飾りが取り残された感じに良く似ている気がしました。それは、高みを目指した菜の花の終わりにも似ています。
空から引き揚げられなくなった塔は突然に作業を止めてしまったようでもあります。そして、それぞれの人々は熱狂から覚め、自分の仕事を思い出し、それぞれの場所に戻っていくかのようでもあります。
街路樹のハナミズキも葉が生い茂り、風にゆれながら、あの花の時期がうそのように沈黙しています。
夏至の最高点を迎えてすぐにこのような状態が訪れるとは考えもしないことです。それは、夏の暑さに向かう中に、すでに、静けさに向かう種や影がさしかけているかのようでもあります。
もう一つ気になっている松は突端の塔を広げ始め、周りの世界に自分自身をさらしているようです。それは、高みを目指して伸びていった入道雲がジェット気流帯に到達して自分自身を広げているのを思い出させます。
松の場合は、葉が針のようにとがり、枝的な要素がとても強いので、初めに枝的に伸びて、それが終わって展開していくのか、と思いました。
「なぜ、入道雲はできるかわかる?」
「それはね、空気や水や大地がおひさまに憧れている証拠さ。」
「大地は空の高み、お日さまのところにたどり着くことはできない。そこで自分の中の水を空気の中に溶け込ませるんだ。空気がおひさまに憧れて、気持ちが軽やかになって気がつくと高みに登っている。でもほかの空気たち中を進むから、周りの空気と出会いながら話をしながら渦を作って進んでいくからあんな見事な雲になるんだ。」

さらに気になっていること、それはリズムです。
何度か響きあう木をご紹介したかと思います。今回は、ケヤキを紹介します。
不思議なことに、ケヤキはこの時期、先に大きな葉をたくさんつけた色の明るい長い枝を見ることがあります。ドイツにいる時にJohanestriebという言葉を聞いたことがあります。ヨハネ祭の時期(夏至のころ)に再度、新たに枝を伸ばす木があるということだったかと思います。

松の林の中で響きを見つけました。小さな藤の木の葉がとても気持ち良く響いています。

なぜ、入道雲はできるかわかる?」
「それはね、空気や水や大地がおひさまに憧れている証拠さ。」
「大地は空の高み、お日さまのところにたどり着くことはできない。そこで自分の中の水を空気の中に溶け込ませるんだ。空気がおひさまに憧れて、気持ちが軽やかになって気がつくと高みに登っている。でもほかの空気たち中を進むから、周りの空気と出会いながら話をしながら渦を作って進んでいくからあんな見事な雲になるんだ。」
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